2007.8.13「堂々巡り」

ここ数ヶ月、少ない資金でちょっとずつやっているんですが、なかなか思い通りにいかない。

つい先日までは、円安、途上国経済の発展による素材・資源高、工作・建設機械の受注の

増加といった要因から、輸出関連株が伸びてました。

工作機械や商社の株を買っていたのでどんどん含み益が伸びていたんです。

そこで出てきたのが米国でのサブプライム問題。

サブプライムローンとはつまり、信用の低い人に高い利率で住宅ローンを組み、

リスクが高い反面リターンも大きいので、魅力的な商品とされてきましたが、

ここにきてローン返済の焦げ付きが増加。

これまで格付けが高い投資商品だっただけに、多くの金融機関やヘッジファンドが

それを見ていた他の機関投資家や個人投資家は「リスクの高い商品はやっぱり危ない！」

と、株などのリスク商品から資金を引き上げ、他の投資分野、つまり円や国債を買う。

そこで円が高くなり、日本国内の輸出関連企業は打撃を受け、その株価が下がる・・・

流れはわかっていても、「どこかで上がるだろう」と思い、そのまま損をしてしまった方も

実は僕も、２０％くらい損をしてしまいました　泣

これまで日本の株価は外国人機関投資家が資金を投入することで値段を上げてきた

のですが、今では彼らは株をどんどん売り、逆にそれを割安だと感じた国内の個人

今日の日経の夕刊。４～６月のＧＤＰから予想する今年の成長率０．５％・・・
外需が思ったより伸びていないとのこと。

今回の暴落で損をした人は多いでしょうから、そのショックから、株価が上がっていく

今後は株よりも、金やプラチナを持ってたほうがいいのかな・・・

インドでは金の需要がかなり多いし。

なんだかどんどん危ない方向へ行ってる気がする。

最近あまりの暑さで頭がどうにかなりそうです。