失敗はつまずくことではない。
つまずいたままでいることだ。
作者不詳
「会社のミーティングで勇気を振り絞って発言したけど、部長から笑われた。
もう何も言いたくない。」
「投資にお金をつぎ込んだけど、大損したからもう二度と投資なんてしない。」
「ずっと片思いしてた人に振られたのがショックで、それ以来自分に自信が持てない。」
失敗すると、心に傷が残ることがあります。
自分が力を注げば注ぐほど、失敗したときのショックは大きいものです。
確かに失敗した直後は惨めで、自分に自信が持てないかもしれません。
そして、これ以上自分の弱さを見せないためには、何も行動しなければいいと
思うかもしれない。
でも、そこで諦めてしまって成功などありえません。
成功とは、周りの人が自分を評価してくれているということ。
自分を評価してもらうためには、あなた自身が周りの人を満足させる必要がある。
人を満足させるには、何かをあげたり、笑わせたり感動させたりと、何か行動を起こす
必要があります。
もし失敗が嫌で何もしなければ、当然誰も満足させることができません。
すると誰もあなたを評価しないから、成功もありえない。
行動しない人に成功は訪れないのです。
失敗するということは、「このやり方ではダメだ」を学ぶということ。
数億通りもある選択肢が1つ少なくなったということです。
でも、失敗をさらに有意義にするためには、失敗を分析することが大切です。
分析するということは、ごく限られたシチュエーションでの経験を、いつどんな時でも
使える知識に変えるということ。
例: 月末の営業会議で、課長に営業目標を達成できるのかと聞かれたので
「頑張ります」と答えたら怒られた。
→今後の対応
× 営業会議では「頑張ります」はダメなんだ〜。次は「わかりません」って答えよう!
○ 上司に報告するときは、現状の説明と、なぜそうなったか、今後自分がどう行動するかを、
できるだけ具体的な数字を交えて説明した方がいい。
経験を一般論にすることで、無駄な選択肢はぐっと減る。
すると成功する確率はずっと高くなるのです。
失敗したら「成長するチャンスだ!」と思えるようになれば、シメたもんです。