苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ
 
ベートーヴェン(1770 – 1827)ドイツの作曲家
 

 
 
苦悩とはどういう状態でしょうか?
 
自分の望む結果が得られず、その方法も思い浮かばず苦しむ状態。
望む結果が出せず、自己嫌悪に陥った状態。
 
 
歓喜とは?
 
自分の望む結果を得て、それに喜びを感じている状態。
 
 
人は困難にぶち当たった時、それを避けるか、もしくは困難を解決するために考え、行動します。
 
 
困難を避けていては何も変わりません。
また同じ困難に遭遇する確立は高い。
 
 
困難を解決するためには、経験を元に考えたり、調べ事をしたり、人と協力したりして新しいものを
作り出すことが必要です。
 
 
偉人たちは、自ら困難に立ち向かい、解決してきました。
 
文明とは、人が困難にぶち当たり、それを解決するために生み出してきた結果の積み重ねとも
言えるかもしれません。
 
 
逆に、まったく順調で問題が無いときは、人はあまり考えずに行動ものです。
 
 
人は放っておいたらほとんどの人が怠けたがります。
 
 
脳が働くためには大量のブドウ糖が必要。
野生の状態では、エネルギーを大量に消費する行動は好ましくない。
だから、脳はなるべく働かない選択肢を取りたがる。
 
 
しかしそれでは新しいものを生み出すことはできません。
 
 
成功(=お金や名声)は、それまでにない新しいモノ・考え方を作り出すヒトに与えられます。
 
つまり、新しいことをせずして成功することはできない。
 
 
常に困難に会い、その度に解決に向けて全力で努力するとします。
 
解決策を見つけるために人は物事について学び、人と協力し、自分でも考える。
 
するとそれまで見えてこなかった物事の一面が見えてくる。
 
物事の見方が変わると、その人の周り全てに対する見方が変わります。
 
見方が変わると、行動も変わる。
 
すると、周りの人の反応も変わってくる。
 
 
 
成長とは、ただ経験を積むことだけではなく、経験から学び、
物事に対する見方を変え、行動を変えること。
 
困難の解決には努力を必要とし、そのための新しい考え・行動を促します。
 
 
 
人は困難によって成長します。
 
苦悩しているときは、確かに苦しい。
 
でも、それを避けていては成長できません。
 
 
 
今直面している困難は、新しい考え方を得るチャンス。
 
そう考えるだけで、仕事はずっと楽しくなるはずです。
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